「ドメインの商標権侵害で警告?」
アフィリエイトのドメインを商標名でいくつも取っていました。しかしある日、商標権の侵害で警告が入ることになりました。訴えられた経験をまとめました。
目次
利用ドメインが、異議申し立てで訴えられる
- 異議申し立てメールを見て凍りつく
ドメイン会社(ムームードメイン)から、こんな恐ろしいメールが届きました。
ある会社から、取得しているドメインに問題があると警告してきた
しかも、頼みの綱のドメイン会社(ムームードメイン)は、「何もしないよ」といったスタンス。
メールを見た時は、凍りつきました。
頭の中では、「多額の損害賠償」みたいな多額の借金をかかえる姿を想像してしまった訳です。
ドメインの異議申し立ての内容
- まず、申し立てがあった内容を確認
何とかしたい!
そう思って、とりあえずどういった内容で異議申し立てが行われたのか、確認することにしました。
送られてきた会社の添付ファイルを見てみると、
「全部、英語やん…」
頭の中が再度真っ白になりましたね。
英語の変換ソフトを使って、内容を確認すると、
- 使用しているドメインに問題の可能性があると判断したこと
- 主張を聞くので、利用状況など問題がない旨をまとめて伝えること
回答期限の締め切りが過ぎていた
すぐ、「会社の商標名を傷つける意図はないんですよ」って連絡をすればよかったのですが、気付いたのが、2週間後で、回答しないといけない締め切り日を過ぎていたんです。
とりあえず、記載があったコーディネーターの連絡先へ
- 連絡が遅くなったことの謝罪
- 迅速に対応できることをしたい姿勢
- 今後、どういった対応をするべきなのか
の3点を英語で送りました。
しかし、一向に連絡もありません。
サイトがブロックされて見れなくなっている
そして、ドメインのサイトを見てみたら、
なんかブロックされて正常に開けていないんです。
連絡もよこさないので、お怒りを買ったのでしょうか?
調べてみると、「Uniform Rapid Suspension (URS)」という申し立ての形式を使って、
ドメイン名の利用制限を実行。ドメイン名の設定変更などの措置ができないように、情報のロックが行われている状態とのことでした。
ドメインが使えなくなる怖さより、今後、大きな問題になるのかといった心配のほうが強かったですね。
ムームードメインに行った対応
- 頼りのムームードメインの対応でさらに慌てる
この一文を見て、さらに慌てたのを覚えています。
ムームードメイン利用規約に記載のとおり
Whois 情報代理公開中に起こり得る全ての問題に関しまして
一切関与しない方針でございます。
「一切関与しない」ってあんまりだよムームードメインさん。
って泣きたくなりましたが、何とかヒントを聞き出そうと、質問してみました。
疑問になったことは以下の3点です。
- 「同じ商標名で所有しているドメインがいくつかあるが、なぜ1つだけ異議申し立てがあったの?」
- 「申し立て内容はそれぞれ異なるので、弊社より内容に関する詳細なご案内を行うことが出来ませんこと、ご了承くださいませ。」
- 「めんどくさいことは避けたいから、ドメインの廃止をしたいんだけど?」
- 「ドメイン登録の仕組みとして、契約が完了しているドメインの削除や廃止の対応は行なえません。」
- 「他の同じ商標名のドメインは、どう変更や対応をすればいい?」
- 「他のドメインに関しましては、申し立てのご連絡を受けていないため、現時点で行っていただくお手続は特にはないかと存じます。」
基本的に「個人間の対応をお願いします」ってスタンスは崩しませんが、丁寧な文面で対応すれば、きちんと答えてくれました。
わからないって点が多かったので、異議申し立てが起きた経緯を、再度、念を押して聞いてみると、
商標権を侵害しているドメイン名を、なんらかの基準で、抽出。今回のドメイン名が、商標権を侵害してるとし、ドメイン紛争手続きが行われた可能性がある。
とのことでした。
今後の対応としては、
- 商標侵害の可能性があるドメイン名は、該当する企業へ取得前に確認
ってことが大切であると教えてくれました。
ドメインの商標権侵害への対応と解決策
- 専門の弁護士に相談
何が何だか訳が分からなかったし、申し立てがあった会社からの返信はないので、心配になり、弁護士に電話相談しました。ひたすらネットで調べて電話しましたね。内容を理解してくださる方を見つけるのが、大変でした。
しかし、5人ほど電話をした後、1人ようやく話がわかる弁護士を探し出すことができました。
弁護士の見解としては、
- ドメインに商標名が入っている理由で訴えられる可能性は低い
- グレーな面があるので、100%問題がないとは言えない
- しっかり対応すれば、大きな問題にはならない
理由は、アフィリエイトサイトなので、売り上げに貢献しているため。不利益には当たらないって点だそうです。
※個人的な見解の違いもあるので、注意です。
- とりあえず弁護士のアドバイス通り対応
- いつでも対応に従う姿勢があること
- 以後、指摘されたドメインは使わないこと
を伝え、数か月たちますが、返信もありませんが、何も起きていません。
1時間ほどの電話相談でしたが、1万5000円を支払いました。
でも、仕方ない出費ですね。
商標権の侵害を避けるドメイン取得のポイント
商標名の入ったドメインは取得しない
どうしても取得したいなら、関係する会社へ取得前に許可をとる
しかし、そんな手間をかけて、そのドメインを取得したいと思わないので、商標名のドメインは使用しないってことに落ち着きますね。
長く続けたいなら、オリジナルなドメイン名が一番
ある商品が売れているから、SEO効果も期待して、商標名にしてしまうと、問題になる可能性があります。
確かに、色々なサイトを見てみると、「(商標名).com」なんかで運営して、アフィリエイトサイトをたくさん作っている人が多いですよね。
教材等でも推奨していたりしますが、アフィリエイトを本気で続けたいって人は、グレーゾーンを渡るのはやめたほうがいいと思います。
自分もこの一件があってから、商標名のドメイン取得はやめました。商標名と同じドメインは、効果はあるのかもしれませんが、一時的な効果だと思って、割り切っています。
まとめ
同じような体験で困っている人はいないかと思って、まとめてみました。商標名でドメインを使っている人は、注意したほうがいいかもしれませんね。
明確な罰則はないようですが、グレーゾーンなので、自己責任になってしまします。
安心してアフィリエイトをするなら、使わないほうが一番かと思います。
ブログ記事の添削を始めました
専業になって8年目のアフィリエイターが、あなたの記事を見て、実際にアドバイスします↓↓↓
(※定員5枠まで特別価格)
>>>アドバイスをもらう
ブログ記事の添削を始めました📢
あなたの記事を見て、実際にアドバイス🌟
※定員5枠までの特別価格でお受けします👇↓↓↓https://t.co/yTX90JTxMc pic.twitter.com/B8B0CCZS6A— アフィリエイト坊や (@afiboucom) August 11, 2024
何も考えず、中古ドメインとして購入したアメリカの超有名企業の名前のドメインについて、今日警告が来ました。英文で訴訟を起こす準備のために連絡先を連絡しろと強めの文章でした。
サイトの内容は商標とは全く無縁のサイトでした。
どう対応すればいいのかわからないまま時間が過ぎ、
もしかしためちゃくちゃな賠償請求をされるんじゃないかと妄想し震えています。
すぐにサイトは削除し、今相手方のメールを待っています。
対応方法が全く想像できずにいたため、
この記事が無かったらもっと恐ろしい思いでいたでしょうね。
警告されゾウ様
記事をお読みいただき、ありがとうございます!
アフィリエイト坊やです。
いきなり警告がくるとビックリしますよね。
同じく英文の文章とのことで、その時の思いが蘇ってきました。泣
自分の時は、個人的に弁護士に相談したら、
「サイトを削除し、連絡には誠心誠意対応で、大事にならない」
との説明があり、少し安心したのを覚えています。
相手側にとって不利益でない内容だったのなら、できる限り説明することも重要ですね。
無事に解決されることを願っています。
アフィリエイト坊や
[…] 不誠実な対応かもしれませんが、アフィリエイト坊やさんの「アフィリエイトドメインの商標権侵害で、異議申し立てされた件」や、ドメインがすぐ解約できないこと(後述)を考慮し […]